商品フィードのprice属性書式と通貨コードの解説
投入前データにおけるpriceセルの書式不整合とISO 4217規格の技術解説
発生する事象 / Detected Symptoms
Google Merchant Center向けフィードファイルのprice列において、セルの値が技術仕様で定められた形式に合致せずエラーと判定される事例が多く見られます。典型例として、3桁区切りのカンマを含む数値表記、全角数字や全角記号の混入、通貨記号を前置または後置した表記、ISO 4217規格に準拠しない独自コードの指定、あるいは数値と通貨コードの間に適切な半角空白が存在しない表記などが挙げられます。
原因と発生要因 / Root Causes
これらの事象が生じる要因は、国内の商慣習や会計表示向けのフォーマットと、広告プラットフォームの機械処理仕様との差にあります。一般的なWebサイトや帳票では見やすさのために桁区切り記号や通貨シンボルを付加して出力されますが、Google Merchant Centerの一次仕様では機械可読性の高い固定書式が厳格に求められます。
公式仕様では、半角数字(および必要に応じた小数点)に続けて半角空白を1つ置き、その後にISO 4217で定義された3文字の英字アルファベット通貨コード(例: JPY)を配置する単一形式が要求されます。手作業での編集やローカルエクスポート時の整形処理が介在することにより、この書式要件から外れたセル値が生じることになります。
確認すべき項目と実装済み検査仕様 / Verification Checklist & Implemented Rules
Merchant Feed Doctorでは、以下の実装済み仕様ルールに基づき、ブラウザ内ローカル処理で決定的な構文検査を実施します。
- INVALID_PRICE: priceセルの値が「有効な半角数値+半角空白+英字通貨コード」の基本構文を満たしているかを検査します。桁区切りカンマや全角文字、通貨記号が含まれている場合は形式エラーとして検出されます。
- INVALID_PRICE_CURRENCY: 指定された通貨コードがISO 4217に準拠した有効な3文字の標準英字コード(例: JPY)に合致しているかを検査します。
公式一次仕様リンク / Official Google Documentation
price属性およびデータ仕様の公式基準については、以下のGoogle公式ヘルプドキュメントをご確認ください。